ハウスダストアレルギー シックハウス症候群 犬の咳 (1)



止まらない咳は日ごとに強くなるものの、身体的負担も大きく、高齢のため精密検査はできず。可能性をひとつずつ潰していくアナログ方式で原因をさぐっていくとともに対処療法をとっていくほかなかった。

有害物質を放っていたベッドを「フランスベッド」に買い換えると、ぴーちゃんの咳は目に見えて小さくなった。このまま治っていけば幸いと願っていたのだけれど…。

一難去ってまた一難と言うべきか、ホルムアルデヒドが原因のシックハウス症候群を機に発症した「ハウスダストアレルギー」が新たな敵となりぴーちゃんの鼻や喉を襲いはじめた――。





ハウスダウスト対策『埃や花粉は掃除しやすく、寄せ付けない』



●ドライフラワーの埃
埃をとり除くのに手間取りそうな『スワッグ』・『ドライフラワー』・『枝』類の9割を処分。


埃を寄せつけやすい布製品の見直し
静電気やその他の理由で、埃を寄せつけてしまう布製品の選別…『ポリエステル・ナイロン・アクリル』『ウール』『ダウン』の9割は処分またはボランティアに。 ※いつもセカンドライフに寄付しています


埃がたまりやすく舞い上がりやすい寝具の買い替え
お家の中でも寝ている間に埃がたまりやすく、起床とともに埃が立ちやすいという寝室の寝具を9割処分・購入。


ダニの棲み処ヌードクッションとカバーの生地の変更
リビングのクッションはカバーをはずし、ヌードクッションはコインラインドリーで高熱乾燥。カバーはいったんすべて「綿」のものに変更。


埃をためるラグは、舞い上がりを防ぐ一面もある…けど…
じゃぶじゃぶと洗えて使い勝手が非常によかったラグも念入りに洗濯をし、カンカンに晴れた日に天日干し。 ※犬を多頭飼いしているため普段から2週に1度は洗濯~天日干しをしていました


●カーテンは外からの花粉や埃を思いっきりため込んでる!
効果のほどをしっかりと感じたかったため、全室の…ではなく、まずはぴーちゃんの移動滞在時間の多い「リビングと寝室」のレースのカーテンとカーテンを洗濯。
レースカーテンはそのままカーテンレールに提げて乾かし、カーテンはベランダで天日干し。 ※犬を多頭飼いしているため“におい移り”があると嫌なのでこちらも普段から1~2か月に1度は洗濯していました


まずはこれらを1日半で一気に行い、ぴーちゃんの咳がどう変化するかを見ることにしました。

注意したのはこれら掃除等により立ち上がる埃に彼女の鼻や喉がやられないよう、犬たちは犬専用の部屋、通称「チビ部屋」に5時間ばかり閉じ込めました。 
※掃除によって舞い上がった埃が落ちてくるまでに3時間ほどかかること+換気


ハウスダスト対策で効果があったふとんカバーとボックスシーツ

ハウスダストアレルギー シックハウス症候群 犬の咳 (2)


寝具の買い替えに大きな力になったのは、重い花粉症を持つ友人と、ハウスダストアレルギーを患う友人が“実際に使っている品”でした。

また、面識こそありませんが藁をもすがりつくようにネット検索で知った『ハウスダスト起因のアレルギー性鼻炎に長年悩んできた男性』が絶大な効果があった! と紹介されていたのも同じ帝人のハウスダスト用の寝具だったため――まったく同じ商品は取り扱いが終わっていました――これは信頼できそうだと安心して購入。


  • 掛け布団カバーは1つ買って良さそうだったので追加でもう1点購入しました。
  • 同じ帝人ナイスデイのマットレスにかけるボックスシーツも購入しました。

●ナイスデイ 掛け布団カバー ベージュ ダブル

ハウスダストアレルギーは「ダニ・ダニの糞」対策も同時進行で

ハウスダストアレルギー シックハウス症候群 犬の咳 (3)


多頭飼いで犬を飼っているけれど、ノミ・マダニなどの薬も飲ませているし――去年の悪夢もあるため、より念入りに――日々のケアは勿論のこと、わりと綺麗好きで掃除好き、布団乾燥機も念入りにしているマメな性格なのでたいした根拠もなく

うちにかぎって、ダニは大丈夫!

と信じ込んでいましたが、ハウスダストアレルギーの原因の多く占めるところにダニ・ダニの死骸があるというので、こちらもやはり評判のいい“ママのための置くだけ簡単ダニシート ”というものを購入+追加購入しました。※ペットも安心して使えます


ダニ予防もして、お布団カバーやボックスシーツもハウスダストアレルギー仕様に買い換えたのに肝心の「ふとん」や「枕」をそのままにしているなんてありえないなと、こちらもやはり寝ずに調べて、できるだけ周囲の方々の意見を取り入れて。

とくに枕とふとん選びに関しては、ハウスダストアレルギーや花粉症のお子さんやご家族を持つ「ママさんたちの意見」がとっっっても参考になりました。

彼女たちのアドバイス「アレルギー対策は本当に信じられないくらいお金がかかるけれど、やっただけのことは必ずあるよ!」に背中を押され、正直に言えばお財布はかなり痛みましたが、一気に買い替えなければ意味がないよな!! と清水の舞台ならぬ『楽天』の舞台から飛び降りる覚悟(?)で購入に至りました。


高密度 防ダニ 日本製 枕カバー
超極細繊維を高密度に織り上げることにより、繊維の隙間がなく、ダニやホコリ(ハウスダスト)、が入り込むことができません。防虫剤などの薬品を一切使用してないので、お子様やお年寄りにも安心です。

下記に紹介しますパイプ枕(35×50)に合う小さなサイズの枕カバーで、防ダニというありがたさ。2枚購入しました。洗濯後の乾きがめっちゃ早く、これは嬉しいオマケでした




●パイプ枕(パイプ中芯枕)
洗えて、乾きも早い、プラスチックストローみたいな「パイプの枕」。汗がこもりやすかったり、湿気が抜けにくい枕をこれまでは2週に1度のペースで洗っていましたがこれならかなり楽ですし、なによりダニが住みつけないだろうという安心感!

このような枕で眠ったことがなかったので、ゴワゴワするのではないかしらと不安な気持ちもありましたが頭の形や寝相に合わせてパイプが中で動くため(パイプの量は自分で調整できます)楽に寝返りが打てるのも嬉しいオマケでした。※枕カバーと同じ楽天内のショップで購入しました



ハウスダストアレルギーのためにうまれた掛け布団

ハウスダストアレルギー シックハウス症候群 犬の咳 (4)


さて、いよいよです。いよいよ、掛け布団そのものをハウスダストアレルギー仕様の品に買い換える瞬間がやってきました。これまではウォッシャブルの掛け布団を使っており、2か月に1度、大物洗濯ができる(ちょっとお高い)コインランドリーで洗濯~乾燥をしていましたが、いよいよ買い換えることに。

重度のアトピーに苦しむお子さんを持つママさんと、喘息のお子さんとご家族のいるママさんから「ここのふとんで効果がなかったら、私達がお金をことぶきちゃんに返金するわ!」「本当にいいから!」と強気の太鼓判を押されたその掛け布団は

ネット検索をした時に存在を知り、気になる! でも……そのお値段に迷ってしまうのよね……と躊躇していたお布団でもありましたが、万が一の時にはママさんたちが返金してくれると言うし(笑)よし! 買っちゃえ!!!

――できるだけ詳しく書きたいので、次回に続きます


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