チワワ トリミング






愛犬とトリミングサロン


動物も人間と同じように、歳をとるとなにかと病院通いが増えるだなんて愛犬たちがシニア期に入って老犬になるまで知らずにいた。

結論から先に書くと、愛犬が11歳を過ぎたあたりから動物病院でトリミングをお願いすると見過ごしがちな病気や異変を早期発見してもらいやすいということを知った――。

2017年の春頃まで、月に一度のトリミングサロン通いをしていた。常時2人のトリマーさん達が忙しくされていて、4匹同時に預けると5000円の割引が適用される。

愛犬・老犬の自宅トリミング (1)

「サロン行くよー」と声をかけると4匹が我先にとキャリーバッグに飛び込むことからも、優しいトリマーさんたちによくしていただけていることがうかがえる。

トリミングサロンに行かなくなった理由は、経済的事情。フリーランスのヘアメイクをしているわたしはボーナスもなければ固定給でもないし案定は一生しない。

お財布が痩せそうな予感がしたら、支出を抑えるのみ。
犬たちのトリミングサロンはしばらくの間、抑えなければならないコストになった。


自宅でトリミング、へたっぴでも愛があれば…

愛犬・老犬の自宅トリミング (2)


月に一度、愛犬たちを自宅でトリミングをする。
あと片づけを入れると半日がかりの大仕事になる。

プロのヘアメイクの仕業とは思えないガタガタしたカットは着衣で誤魔化し、肉球まわりの毛だけはやけにツンツンに短くカット。可愛い肉球が丸出しの足の裏はどんな床にも吸い付き、絶対に滑らない。
愛犬・老犬の自宅トリミング (4)
愛犬・老犬の自宅トリミング (3)

決して上手ではないけれど、手間暇と愛情だけは十分すぎるほどかけた飼い主トリミング・入浴付きサービス。これはこれで愛犬たちも喜んでいた――はず。

いつしかそれが我が家の当たり前になっていて、経済事情がゆるやかに戻ってきても再びサロンに通うことはなかった。2019年秋にかかりつけの動物病院が「トリミングはじめました」とインフォメーションを出すまでは。


自宅トリミングの強い味方



愛犬・老犬の自宅トリミング (5)


 ※1 滑り止めマットの下にペットシーツを敷いておくと、カット後の毛束をシーツ&マットごと丸めて捨てられるのでとても便利です。マットは完全に使い捨てです。

 ※2 もともとは人間用の soil(ソイル) の珪藻土マットですが、古くなって使わなくなったものを利用しています。
手ではたけば毛がさらっと落ちるので、後片づけが大変楽です



動物病院の新たなサービス「トリミング、はじめました」


「動物病院でトリミングかぁ。便利かもなぁ」

お家から自転車で10分少々の動物病院でトリミングを受けられるなんて「近くて助かる!」くらいにしか思っていませんでした、この頃は。

のちにこれが老犬たちと飼い主にとって、それはそれは有難く心強い『早期発見・早期治療』に繋がることとなるとはつゆほども知らず――。


次回、動物病院でトリミングをして早期発見とケアができた2つの病気と、気づくのが遅ければケガに繋がっていたかもしれない『大きな老化現象』についてしっかりと書きたいと思います。

  1. 早期発見で見つかった! 鼠径ヘルニア
  2. 早期発見で見つかった! 肛門腺の炎症
  3. 早期発見で準備ができた! 視力・聴力の低下

乞うご期待!


このエントリーをはてなブックマークに追加